楽天との練習試合をみての感想はと言えば、課題の守備力は効果が出てきそうですが、投手の整備は前途多難のような気がします。この時期とは言え、四球１０個は多すぎですね。西武は四球については１２球団ワーストの多さですから、いかに無駄な走者を出し、無駄な失点が多いかとなります。またヒットはともかく、四球は守りのリズムも悪くなるので百害あって一利なしです。そこで私はボール球禁止、打たれろ司令を出したらどうかと考えます。打者は打っても３割、７割は凡退するわけですから、ストライクゾーンだけでどれだけ打たれるか、オープン戦２試合ぐらいでやってみたらどうでしょう。プロですから当然打たれるでしょうが、例えば１０安打打たれたとして失点が３点なら、この打たれろ珍司令は成功となります。そこで投手に打たれても点を取られなければいいという意識を持たせられると思います。どうも今の西武の投手陣は打たれたらいけない、抑えなければいけないという気持ちが強すぎて制球力ないのにコーナを狙い過ぎではないかと感じます。打者も初めからヒットになりそうでない球には手は出してくれませんが、甘いコースなら当然打ってきます。しかしながらそれを１００%打てるとは限りません。ファールになればカウントを稼げますし、大飛球でも外野手が捕ってしまえばアウトです。投手が独り相撲してしまえば守備能力が向上しても結果は変わらないでしょう。