これからオフシーズンが始まりますが、以前にも書いた通り、FA選手に多額の年俸を払うのは、西武のような球団は首をしめるだけです。それより、スカウト、指導者に金をかけるべきでしょう。田辺監督から辻監督へ代り、戦力はダウンしながら、片や借金１２、一方は貯金１８と３０勝もの開きが出るのは、指導者の能力の大きな違いと思っています。日本ハムにしろ栗山監督でなければ、優勝などしていないでしょう。とりわけチームは監督、コーチ、スカウトによってチーム力決まる。日本シリーズはソフトバンクが勝ちましたが、ラミレス監督の短期決戦の戦い方は見事でした。戦力には大きな差がありながら、ある戦力を駆使してソフトバンクを最後まで苦しめたと思います。辻監督も横浜と同じような戦いをおそらく開幕前は描いていたでしょう。また横浜フロントも見事です。横浜は１２球団最低年俸。しかし、ドラフトでいい選手を獲得、ラミレス監督中心にコーチも優秀な人材が揃っている。西武は戦力外の鬼崎や昨年は星をコーチにしていますが、実績あるコーチの加入も必要です。２軍投手コーチの杉山コーチには期待しています。野村前楽天監督が絶賛したコーチです。若手育成に尽力して欲しい。牧田はポステングのようです。人的補償をいただかない西武らしい選択。おそらく、牧田の補償は８千万。入札額の設定は１億以上が目安でしょう。おそらく軽く越えると思います。野上のFAについては、西武がどのような交渉したかですが、私なら８千万の２年契約提示が妥当な金額と思います。これ以上ならFAやむなしです。西武の鈴木本部長は岸にしても、設定金額を変えます。これはよろしくありません。交渉し、FAなら移籍するわけですから、FA宣言選手はFA残留選手以外は交渉しない。元の形に戻して欲しい。